私たちについて
設立の経緯
2025年12月、全国16社の屋根屋が、任意団体「いい屋根屋」として集まりました。
より本質的な活動を行うため、2026年5月28日に一般社団法人の設立登記を行い、正式名称を「いい屋根屋社中」としました。
屋根業界の3つの構造的課題
「75%」の戸建てが被災する可能性
一戸建てのメンテナンスを行っていない層は75%に達します(社中調べ)。災害のたびに「屋根修理業者・ボランティアの不足」が語られますが、真の問題は供給不足ではなく「予防の欠如」です。
「人の不幸待ち」というビジネスモデルの限界
従来の屋根業界は、天災や雨漏りが起きてからの修理ニーズに依存してきました。被災時に依頼が集中して対応できず、ブルーシートが並ぶ街並み、雨漏りによるカビ、避難所生活の長期化といった二次災害を増やしています。
「人災」としての不透明性
住宅メーカーの影響下で自社集客力を持てない業者が存在する一方で、消費者は「どこに頼めば良いか分からない」状況に置かれ、悪質な詐欺業者に狙われています。それが屋根屋全体の評判を下げる悪循環を生んでいます。
事後修理依存、不透明な取引構造、メンテナンス不足。私たちはこの課題の解決に取り組みます。
私たちの目的と活動
屋根工事事業をメンテナンス業へと再定義し、主に「屋根の災害予防」に取り組むことで、事業者と消費者の双方に圧倒的な価値をもたらします。
「災害に遇ってから直す」(屋根工事事業)から、「災害に遇う前に予防する」(屋根の災害予防・メンテナンス業)へ。
・屋根の災害予防の認知拡大
・同じ志の屋根屋ネットワークの構築と知見共有
・居住者に対する合理的な屋根メンテナンスの啓発
「社中」に込めた想い
私たちは組織名として「社中」を冠しました。坂本龍馬の「亀山社中」を模範とした、ネットワーク型組織の現代的再定義です。
1. 組織ではなく「志の共同体(志縁)」
地縁や血縁、資本による上下関係ではなく、形式や立場を超えた「志」で結ばれたチームです。「志を同じくする者が動けば世の中が変わる」という信念を共有します。
2. 商業と理想の融合
亀山社中が貿易を通じて日本の近代化に寄与したように、屋根業界の閉鎖的な下請け構造を打破します。居住者と直接つながる知見を持ち、地域の安全を守ることで、健全な利益と高い志を両立させます。
3. 自律的なネットワーク型組織
フラットな横の連帯により、各事業者が自立したプロとして動きつつ、有事には強固な連帯で地域を守ります。「商いは、志の手段である」という思想に基づき、世のため人のために「利」を回すプロフェッショナル集団です。